他12_市松（きものデザイン5）_058

スタンプ設置場所：東京国立博物館内　教育普及スペース
図柄：市松
押印日：2011.9.16

正月はいつもながらあっとい間に過ぎてしまいます。
今回できものデザインシリーズは終わりです。
最後は市松模様。
至る所で使われているのでこの模様は知らない人はいないというくらいの模様だと思います。
市松模様とは「江戸時代の歌舞伎役者、初代佐野川市松が舞台「心中万年草」で小姓・粂之助に扮した際、白と紺の正方形を交互に配した袴を履いたことから人気を博し、着物の柄として流行したことから「市松模様」・「市松格子」・「元禄模様」などと呼ばれるようになった。そのため、家紋や名物裂など江戸時代以前から存在するものは石畳模様と呼ばれる。」とあります。（Wikipediaより）

ふとこの模様を見て頭に浮かんだのが、京都の東福寺の方丈庭園北庭の小市松の庭。
方丈庭園は1938年（昭和13年）に重森三玲氏によって作庭された庭です。

西庭は井田市松の庭

写真は５年前に撮ったものです。
庭としては新しい（といっても７０年以上経っていますが）からか、少し幾何学的な模様が庭のデザインに取り入れられていたため、印象に残っていたのかもしれません。
他にも北斗の庭というのもあり、北斗七星を柱石の余罪を利用して構成したお庭もありました。

タグ：市松 きものデザイン スタンプ 東京国立博物館 京都 東福寺 方丈庭園 小市松の庭 井田市松の庭

コメント 4

なるほど石畳模様…。
by 月夜 (2012-01-03 16:40) 

こんばんは
和、ですねー
しみじみ
by gardenwalker (2012-01-03 21:48) 

緑の市松模様・・・北斗七星の波紋・・・
いやぁ～、心洗われるね。
いやいや、見せ方が上手なのでしょう！！綺麗の一言！！
今年も宜しく・・・
by 夢旅人 (2012-01-04 11:31) 

見事な市松模様の庭園ですね！
本当に、日本庭園には雅やわびさびを感じますね☆
by とーる (2012-01-08 13:42)