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番他22_小石川後楽園_075 [番外編 他スタンプ]

番他22_小石川後楽園_075.jpg図柄:大堰川
押印日:2010.3.31
スタンプ設置場所:小石川後楽園
小石川後楽園もお初でした。
ここは江戸時代書記に水戸徳川家の祖である頼房が中屋敷の庭として造ったもので、二代目の光圀の代で完成した庭園だそうです。
ここも「回遊式築山泉水庭園」で、各地の景勝を模したつくりがなされています。
図柄になっている大堰川も京都嵐山の大堰川にちなんだもので、以前は神田上水から水車で水をくみ上げて流していたようです。
また特別史跡と特別名勝の二重指定を受けていて、都立庭園ではここと浜離宮だけで、全国では金閣寺、銀閣寺をはじめ9カ所だけだそうです。

さて1日に3カ所の花見はちと欲張りすぎましたね。
小石川後楽園に着く頃はだいぶ日が暮れて薄暗くなってました。
上中里の駅から旧古河庭園、六義園、根津神社を経由して、名物根津のたいやきをつまみながら、昼食はランチタイムぎりぎりではん亭に滑り込み、そして小石川後楽園まで歩いていきました。
途中、東大農学部と工学部の境に「弥生式土器発掘ゆかりの地」の碑を横目にみながら、普段は地下鉄に乗ってしまう場所も、歩いているといろいろ偶然に見つけるものがあります。

根津神社と大正8年(1919年)に建てられた木造の根津教会
根津神社.jpg根津教会.jpg
はん亭と弥生式土器発掘ゆかりの地の碑
はん亭.jpg弥生式土器発掘ゆかりの地.jpg
下の写真の本郷館は偶然見つけたのですが、これは明治38年(1905年)に建築された木造3階建ての部屋数70室前後のかなり大規模な下宿屋。都市のど真ん中、それも関東大震災や東京大空襲の中生き残ってきた築106年になる建物。このような建物が存在しているのを知らなかったので、正直ビックリした。老朽化しているとはいえ、現在も使われているところを見ると、建物の寿命は使う側にも原因があるのは確かだと思う。この周辺には鳳明館や求道会館など歴史的建物がいくつか見られた。
※本郷館はこの夏解体され、現在は更地になっています。残念。
本郷館.jpg

小石川後楽園の桜も見頃でした。
小石川桜.jpg

円月橋.jpg小石川桜2.jpg
都内には都立の庭園が9つあります。いくつかまだ行ったことがないものがあるので、機会を見つけて行ってみたいと思います。



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